今回ご紹介するのは 茶袋(ちゃんぶくろ) ....
工房名ではありません。
クラフト作家さんとして ご紹介していいのか......
竹細工職人さんです。
実は 私たちが今回
山添村で 神野山で この様な 手作りイベントを
したい
というより
やらなくちゃ!!
っという思いになった きっかけを 作っていただいた と言っても過言ではないかもしれません。
山添村では 昔から 竹細工は盛んだったそうです。
本業というより、 農閑期の冬仕事として......
そんな中、 作られていたものの一つに 茶袋(ちゃんぶくろ)がありました。
まずは ちゃんぶくろって?っと思われる方もいらっしゃるかと思いますので....
直径約7センチほどです。
ほうじ番茶を煮出す為に使います。
今は 紙パックというものがありますが、
紙パックが出る前に使われていたものです。
日本各地には いわゆる 布の 茶袋はあるかと思いますが
このあたりでは 竹で編んだ この茶袋(ちゃんぶくろ)が使われていました。
コロンコロンして とてもかわいいですよ!
におい袋として使ってもいいのではないでしょうか....
ただ 残念ながら 今 この茶袋(ちゃんぶくろ)を 完璧に 作り上げることが出来る方が
村内で 今回出店していただける方のみとなりました
御年 84才 の山添在住のおじいちゃんです。
今回 お願いにお願いを重ねて 実演して頂けることになりました。
出店 実演依頼をお願いするにあたり、お話させていただいたところ、
技術としては 是非残していきたいという思いはあるものの、
竹を見分ける能力を得るのに約3年
作れるようになったとしても これだけでは 生計成り立たず
無理として若い人に 身につけよと言う事が出来ない.....
これが 現状です。
そして この おじいちゃん
「ぼちぼち いい竹がなくなってきた....
竹を自分で切るのも 体力的にこの冬が最後かな...」
っと残念なお話をしています。
伝統文化として 伝統技術として 残すべきなのではないでしょうか....
山添村内の方で だれか 技術を習得しようと思っていただけないだろうか.......
山添村内でなくても 大和高原 お茶と深いかかわりのある地域の方々で
どなたか いらっしゃらないだろうか.....
とりあえずは 多くの人に
茶袋(ちゃんぶくろ)の製作過程を 目にして頂きたい
そんな思いが 私達スタッフの中に膨らみました。
今回 こうのさんの手作り市 を 企画するきっかけになったのです。
まーーーーー
あまり お堅い話はなしとして
山添村のおじいちゃんと お話しに いらっしゃいませんか?
1日に何個も 作ることは できないそうです。
完成品販売も 数に限りがありますよ との事です。
何時から 何時まで 作業するかは
おじいちゃんの体力 気分にお任せしようと思っています。
のんびり ゆっくり おじいちゃんの お仕事 見にいらっしゃいませんか?
今回 実演していただく方の
師匠さんにあたられる方が 以前 タウン誌の取材で取り上げられている記事を見つけました
ご参考までに (勝手に貼り付けております 問題あればご連絡ください)
伊賀タウン情報誌 YOUさんより (
コチラ)